妹「あなた誰?」兄「また記憶を無くしたのか…」→後日、指輪をプレゼントしたら薬指にはめていて…

男「ええと……」 

男性「こんなことになって、君には申し訳ないと思っている」 

男「ちょっと待ってください。そ、それじゃ……」 

男性「…………」 

男「あいつがいなくなって、あの子は……」 

男性「他に頼める人間がいないんだ、君以外には」 

男「…………」 

男性「やってくれるか?」 

男「……分かりました」 

男「僕が、彼女の兄になります」 

──自宅 

男「……もしもし、母さん?」 

男「うん、うん」 

男「そうなんだ。仕事がやっと決まった」 

男「はは、やっぱり、母さんの言った通りだったね」 

男「うん……あ、でも、それは……」 

男「ごめんね、こっちが落ち着くまでは戻れそうもないんだ……」 

男「……うん」 

男「分かったよ、頑張る」 

男「母さんも元気でね? また時間できたら、すぐに向かうから」 

男「うん、じゃあ、バイバイ」 

男「…………」 

コンコン。 

男「失礼しまーす」 

ガラガラガラ……。 

妹「……え?」 

男「よっ! どう、元気にしてたか?」 

妹「……す、すみません……ええと」 

男「ん? どうかしたか?」 

妹「その……わたし」 

男「?」 

妹「…………」 

男「もしかして、俺のこと、覚えてない?」 

妹「……すみません」 

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